【知っておくと得する!】派遣業界の豆知識 vol.1
「登録型派遣」と「常用型派遣」の違い、説明できますか?
はじめに
派遣の仕事に関わっていると、よく耳にする「登録型派遣」と「常用型派遣」。求人票や営業資料、企業の人事担当者との会話でも登場しますが、これらの違い、しっかり説明できますか?今回は、実務でも役立つ基本知識をお届けします!
■ 登録型派遣とは?
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派遣スタッフが「派遣先が決まったときだけ雇用される」スタイルです。
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派遣会社に登録し、仕事があるときだけ契約が発生する、いわゆる「スポット型」。
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多くの派遣社員がこの形態で働いています。
例)「●月●日~△月△日の短期事務」などの求人
■ 常用型派遣とは?
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派遣会社に正社員または契約社員として常時雇用され、派遣先がなくても給与が支払われます。
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雇用が安定している分、スキルや実績を重視される傾向があります。
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派遣先の企業にも長期的な配属になることが多いです。
例)「物流業界でのリーダー職」「製造ラインでの管理職候補」など
比較項目 | 登録型派遣 | 常用型派遣 |
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雇用形態 | 登録制/都度契約 | 常用雇用(正社員・契約社員) |
雇用期間 | 派遣期間中のみ | 派遣先がなくても雇用継続 |
給与の安定性 | 派遣がない時期は収入なし | 月給制などで安定的に収入あり |
向いている人 | 副業・短期希望の人 | 長期で働きたい、キャリア形成したい人 |
■ 実務で知っておくと得する理由
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クライアント企業にサービス提案する際、契約形態の違いを理解していると信頼感がUP。
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派遣スタッフに対しても、希望や状況に応じて適切な提案ができる。
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自社の求人広告や営業資料でも、誤解のない説明が可能になる。
まとめ
派遣の「登録型」と「常用型」は、聞いたことはあっても意外と細かい違いを知られていません。この違いをしっかり理解しておくことで、派遣会社としての信頼性が高まり、社内外のやり取りもスムーズになります。次回は「派遣法の3年ルールとは?」について、分かりやすく解説します!